交通事故弁護士 > 交通事故解決例 > 併合6級(高次脳機能障害・嗅覚障害)の慰謝料・保険金実例を弁護士が解説

併合6級(高次脳機能障害・嗅覚障害)の慰謝料・保険金実例を弁護士が解説

  1. 併合6級(7級4号・高次脳機能障害と12級・臭覚障害の併合)に認定された事故・ケガの状況
  2. 事故による重大な記憶障害により仕事を失う
  3. アズール法律事務所にご依頼されてから
  4. あまりに低すぎる基準に固執する保険会社
  5. 併合6級の賠償額
  6. 正当な慰謝料・保険金を獲得するには?

併合6級(7級4号・高次脳機能障害と12級・臭覚障害の併合)に認定された事故・ケガの状況

群馬県在住のSさん(22歳、男性)は、原付バイクで道路を直進走行中、居眠りでセンターラインをオーバーしてきた自動車に突っ込まれてしました。Sさんはその場で意識を失い、すぐに救急車で病院に搬送されました。

Sさんのケガの診断名は

  • 脳挫傷
  • 急性脳腫脹
  • 外傷性くも膜下出血
  • 気脳症
  • 頭蓋底骨折
  • 後頭蓋窩硬膜外血腫
  • 右椎体骨骨折
  • 右難聴

であり、かなりの重傷でした。

Sさんは病院へ搬送された後、頭蓋内圧モニター挿入術を受け、救命センターに入院となりました。入院当初は集中治療室で治療を行いましたが、一時は意識障害が遷延化し、重篤な状態になりました。遷延性意識障害とはいわゆる意識がなく、植物状態とされることをいいます。しかし年齢が若かったことも好影響したのか、Sさんは何とか意識を取り戻し、約2ヶ月後に退院され自宅療養に移りました。

事故による重大な記憶障害により仕事を失う

長期間の治療にもかかわらず、Sさんには高次脳機能障害と臭覚障害が残りました。Sさんは後遺症の影響で物忘れがひどく、仕事にも影響が出ていました。また職業柄、においを感じられないことで大きな不利益を受けました。Sさんは当初ご自分で保険会社と交渉を続けていましたが、自分に提示された金額が正当なものかどうか分からず、また後遺症のせいかひどく忘れっぽくなって交渉が難しいことからアズールに依頼されました。

アズール法律事務所にご依頼されてから

アズールでSさんの交渉の状況をもう一度詳しく精査した結果、

  • 交通費がまともに請求できておらず支払われていない
  • 入院にかかる費用が全く支払われていない
  • 後遺障害診断にかかる費用もほとんどが計上されていない
  • 休業補償が低すぎる
  • 入通院慰謝料がとんでもなく定額(本件では長期間入院されているのに)
  • 逸失利益の基礎額が自賠責の基準になってしまっている
  • 後遺障害慰謝料が逸失利益とまとめられてしまっていていくらなのかわからない
  • そもそも逸失利益と後遺障害慰謝料が低すぎる(自賠責の基準よりも低いと思われる)

など様々な問題点があぶり出されました。
このままで示談するのはあまりに被害者に不利な提示案でした。

あまりに低すぎる基準に固執する保険会社

Sさんの交渉が始まり、保険会社に弁護士基準で計算しなおした賠償額を提示しました。ところが保険会社は何を考えているのか、7級ではなく9級の基準と思われる計算額を提示してきます。臭覚に関しては、「仕事に影響ない」との一点張りで計算に入れようとしません。もちろん本来は併合6級ですから、まともに支払ってしまえばかなりの金額を覚悟しなければならないので保険会社も必死です。

結局やむなく裁判所への提訴となりました。
裁判では、

  • Sさんの記憶障害の程度は7級に該当するものであることを医証から証明
  • Sさんの請求額は妥当なものであり過大な請求は行われていないこと
  • 逸失利益について、現在は無職であるが事故当時の仕事の状況からは当然認められるべきものであること
  • 慰謝料について、かなりの重傷を負い仕事も失ってしまったこと
  • 臭覚障害について、仕事の性質上かなりの不利益をこうむること

などを主張し、ほとんどの部分で裁判所にも認めていただきました。結果、下記の慰謝料・保険金を獲得することができました。

併合6級の賠償額

項目 併合6級の賠償額
治療費 285万円
入院雑費 21万円
交通費 29万3000円
文書料 5万7000円
休業補償 101万5000円
入通院慰謝料 219万円
逸失利益 5394万2000円
後遺障害慰謝料 1180万円
合計 7235万円

正当な慰謝料・保険金を獲得するには?

このように、併合6級ともなると保険金・慰謝料の額も尋常ではない額になってきます。当然支払いたくない保険会社はかなり争ってきます。弁護士が入らないと保険会社はまともな保険金を支払おうとしません。
保険会社は個人にはまともに保険金を支払おうとしない→ 交通事故、3つの基準とは?

そもそもこの実例では併合6級の慰謝料・保険金が全く無視されて、9級相当の額しか(それでもさらに削られていた)払おうとしなかったことが重大な問題です。さらにいえば、自分に提示されている金額が一体どのような理屈で計算されているのか、また大体の相場がいくらなのか、は普段から交通事故を扱っていないと見つけることは困難だと思います。

自分の等級が妥当か、自分の等級に支払われる賠償額は相場に照らし合わせて妥当なものか、一度は専門家にご相談されてください。

長期治療・等級が取れた・重傷事故・死亡事故・弁護士特約

ひとつでもあてはまる方は
今すぐご相談ください

フリーダイヤル0120-940-902

平日9:30-19:00/土日祝日も事前予約で対応します

交通事故弁護士|アズール法律事務所 力を入れる3つの交渉

1 治療中の方の後遺障害等級獲得
2 等級獲得後の保険金増額(慰謝料・休業損害など)
3 死亡事故の保険金・慰謝料増額

保険会社の対応を知り尽くしたプロが交渉します。
自ら交通事故を体験した弁護士が運営しています。

あなたの正当な慰謝料・賠償金が3つの項目を入れるだけですぐ分かる 交通事故弁護士による交通事故保険金スピード計算機

  • ケガをされた場合はこちら
  • お亡くなりになった場合はこちら

私の交通事故体験談

ご挨拶

<p>弁護士の中原敏雄です。</p>
<p>私も以前交通事故にあって苦しんだことがあります。どうしてよいのか、昔はインターネットもない時代でちゃんとした知識も得ることができませんでした。</p>
<p>今はインターネットで様々な知識が得られます。このサイトも、交通事故の被害者の方々に、こんな事実があります、こんな方法がありますということをお知らせしたくて作りました。</p>
<p>交通事故にあって、どうしたらよいか、何かよい方法はないか、と悩んでいる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。<br />
また、本来もらうべき金額を受け取ることなく苦しむ方もいらっしゃるのではないでしょうか。<br />
何も知らないまま保険会社から迫られて示談してしまう、そういうことは絶対あってはいけないとの思いがあります。</p>
<p>このサイトは、保険会社に立ち向かい、正当な賠償・慰謝料を勝ち取れるようにたくさんの情報をのせています。ぜひお役立て下さい。</p>
<p>また、このサイトをご覧になり、後遺障害等級や保険金増額を弁護士に依頼してみたい、と思われた方はアズールまでご相談下さい。</p>
<p>後遺障害等級を獲得された方・ご家族が交通事故で亡くなった方については、ほとんどの方(当事務所の実績では99.4%)がアズールの介入により保険金増額に成功されています。</p>

アズールの弁護士費用は完全成功報酬制(後払い)

  • 相談料無料
  • 着手金無料
  • 弁護士特約、つけていませんか?
    特約を使えば実質負担無し!
  • 弁護士費用

長期治療中の方・等級が取れた方・重傷事故の方
死亡事故のご遺族・弁護士特約をお付けの方

ひとつでもあてはまる方は
今すぐご相談ください

フリーダイヤル0120-940-902

平日9:30-19:00
土日祝日も事前予約で対応します

    • メール
    • 弁護士紹介
    • 弁護士費用
  • 地図・アクセス

▲Pagetop