腰椎圧迫骨折で入院中に弁護士にご相談、賠償金1300万を獲得した事例

こんにちは、弁護士の中原です。 今回は、交通事故で腰の骨を圧迫骨折された方の解決事例をご紹介いたします。

圧迫骨折に至った事故の状況

交通事故により、腰椎圧迫骨折となるイメージ画像
交通事故により、腰椎圧迫骨折となる

北海道在住のKさん(56歳、男性)は、生活道路の左側を歩行中、後ろからやってきた前方不注意の自動車にはねられました。Kさんは後方に飛ばされ、腰から路上に叩きつけられました。

病院での診断は、

  • 第1腰椎圧迫骨折

というものでした。

腰椎というのは腰の骨のことです。腰椎は全部で5つあり、Kさんは5つのうち一番上の第1腰椎に骨折を負いました。Kんは約1ヶ月半、入院することになりました。

圧迫骨折で入院中にアズールにご相談

Kさんからご相談を受けたのは、Kさんが入院中のころでした。Kさんは、保険会社の担当者と話をするうちに、強い不信感と不安感を抱いたといいます。

そこで今後の見通しについて知りたい、また保険会社との交渉を任せたい、ということでアズール法律事務所にご依頼いただくことになりました。

治療中にご依頼いただくメリットとは?

  • 保険会社とのやり取りが不要になる
  • 治療中に不安に感じたことを弁護士に相談できる

治療中にご依頼いただくメリットはたくさんありますが、何といっても上記の2点になります。治療中、保険会社の担当者の心無い発言で傷ついたというお声を多く耳にします。また、被害にあって苦しんでいるのに、誰にも相談できず困り果ててしまったというお声もよく頂戴します。

アズールでは、ご依頼を受けてから事件が解決するまで全面的に被害者の皆さまの支えとなり、皆さまに代わり保険会社と全力で交渉いたします。お困りの際はぜひご相談ください。

圧迫骨折の後遺障害で11級7号が認定

弁護士のサポートのもと、退院後も治療に専念したKさんですが、事故から約7ヵ月後、これ以上良くならないと診断され治療は終了、症状固定となりました。そこで弁護士は、すみやかに後遺症の申請を行うことにしました。これを被害者請求と呼びます。

今回は、弁護士が正しい資料をもとに後遺障害等級の申請を行ったことにより、Kさんには無事に11級7号が認定されました。

11級7号を正しく獲得するためのポイント

11級7号は、「せき柱に変形を残すもの」という等級です。この「せき柱」とは、ここでは首と胸と腰のことです。それぞれ、頚椎、胸椎、腰椎、と呼びます。

11級7号は、骨折による変形が画像でしっかりと確認できることが必要です。そのため、事故直後にレントゲンやCT、MRI画像を撮影してもらう必要があります。

ここで重要になるのはMRI画像です。実はレントゲン画像では、事故前からあった古い骨折なのか、事故後に生じた新しい骨折なのかがよく分かりません。しかしMRI画像を撮影すれば、骨折の鮮度(最近の骨折か古い時期の骨折か)までが分かるため、事故による骨折だと証明する有力な資料になるのです。

交通事故で圧迫骨折が疑われる方は、圧迫骨折が事故によって生じたものだと後からでも証明できるようにするため、なるべく早めにMRI画像を撮影することをお勧めいたします。

正当な賠償を受けるには専門家へ

無事に等級が認定されたことで、保険会社との示談交渉が始まりました。今回の交渉は保険会社が50%の過失を主張してくるなど、過失割合に大きな争いがあり難航しましたが、実況見分調書や過去の類似判例を取得しての理論的な主張に保険会社もだんだんと耳を傾けるようになり、最終的に下記の金額で示談することとなりました。

後遺障害11級の慰謝料・保険金

項目 賠償金額
治療費 160万円
入院雑費 6万7500円
交通費 1万5000円
文書料 1万800円
休業補償 145万6500円
入通院慰謝料 145万円
逸失利益 500万円
後遺障害慰謝料 420万円
合計 1378万9000円

後遺障害等級の正しい認定と正当な賠償額を獲得するためには、専門知識のある弁護士に依頼するのが最善の方法です。保険会社の対応について、少しでも疑問を感じたりおかしいと感じたときは、交通事故に精通した弁護士のいるアズール法律事務所へご相談ください。