鎖骨骨折で後遺症12級5号に認定、約1000万円を獲得した事例

こんにちは、弁護士の中原です。 今回は交通事故で鎖骨を骨折し、鎖骨の変形で12級5号を獲得した事例をご紹介します。

鎖骨骨折した交通事故の状況

山梨県在住のDさん(55歳、男性)は、オートバイで信号待ちをしていたところ、脇見をしていた乗用車に追突されました。Dさんは衝撃でバイクごと吹っ飛ばされ、右肩を路面に強く打ちつけました。

その後搬送された病院でDさんは

  • 右鎖骨骨折
  • 右肩鎖関節打撲

と診断されました。

鎖骨骨折の治療中から弁護士がサポート

Dさんは10日間の入院を経て、その後7ヵ月ほど通院を続けました。Dさんには事故直後からご依頼をいただいていましたので、

  • 通院交通費
  • 休業損害
  • 転院先の紹介

など、事故直後から全面的にサポートをすることができました。

アズールによる被害者請求で12級5号が認定に

鎖骨骨折図

治療が終了したDさんですが、鎖骨に変形が残ってしまいました。また、鎖骨周辺には痛みが残ったままでした。そこで、アズ ール法律事務所では、ただちに被害者請求を行うことにしました。

鎖骨の変形による12級5号は、申請をする際に大事なポイントがあります。

  • 変形部分の写真を撮る
  • 患部周辺の痛みについて後遺障害診断書に記載してもらう

鎖骨の変形は、レントゲンで変形が確認できるだけでは認定されません。外部から目で見て確認できる変形でないと12級5号にはなりません。そこで、被害者請求の際に動かぬ証拠として写真を添付するのです。

事故直後からご依頼をいただいていたことで、Dさんの被害者請求は準備が万全に整っていました。その結果、Dさんには無事に12級5号が認定されました。

12級5号で逸失利益を獲得するには

無事に12級5号が認定になったことで、示談交渉が始まりました。ところが、保険会社は逸失利益を全く払おうとしませんでした。

変形が残ったからといって、仕事の能率が悪くなったりすることはありませんよね?というのが保険会社のいつものお決まりの言い分なのです。

しかし、Dさんには変形部分に強い痛みがありました。アズールでは、この痛みをしっかりと診断書に記載してもらうよう治療時からアドバイスをしていました。弁護士はこの痛みがあることを理由に保険会社と粘り強く交渉を重ね、最終的に以下の金額で示談をすることになりました。

アズール法律事務所による獲得金額

項目 保険金
治療費 85万円
交通費 2万5000円
入院雑費 1万5000円
休業損害 35万円
入通院慰謝料 130万円
逸失利益 485万円
後遺障害慰謝料 290万円
合計 1029万円

※過失割合および既払い金は考慮しておりません

正しい後遺障害等級と賠償金を獲得するためには専門家へ

12級5号という後遺障害等級は、大したことのない後遺症と思われがちな面があります。事実、保険会社は逸失利益を払おうとしません。

後遺症の申請の場面でも、写真を添付せずに申請すると、

「裸体となったとき、変形が明らかにわかる程度のものとは捉え難いことから、自賠責保険における後遺障害には該当しないものと判断します」

というお決まりの定型文を返してきます。

アズールでは、保険会社の出し渋り、自賠責のいい加減な等級認定に立ち向かっています。私たちと一緒に、違った未来を目指してみませんか。


*本事例は、被害者の方の特定を避けるため一部内容を変更して記載しました。