交通事故で耳なりが残り後遺障害12級、約900万円を獲得した事例

こんにちは。弁護士の中原です。今日は車を運転中に追突され、耳なりの後遺障害が残った方の事例をご紹介します。

交通事故で耳なりの後遺障害が残る

M県在住のMさん(55歳、男性)は、自分の車で国道上で信号待ちをしていたところ、後ろから来た自動車に追突されました。Mさんは追突された衝撃で強く腰や首、肩などに衝撃を受けたといいます。Mさんはすぐに医師の治療を受けられました。体全体に衝撃を受けたMさんのケガは以下のとおりでした。

  • 耳なり
  • 頚部痛
  • 右肩甲部痛
  • 腰椎捻挫
  • 背部挫傷

Mさんは、首や肩も強く痛みがあったといいますが、耳なりがなかなか治りませんでした。

事故後半年を経過して、保険会社から治療打ち切りの話が出たところでMさんは今後に不安を持ち、アズール法律事務所にご相談されました。

耳なりについて弁護士による被害者請求

アズール法律事務所に依頼いただいてから、被害者請求の手続きに入りました。被害者請求とは、後遺障害の等級の申請を被害者側が自分で行うことをいいます。アズール法律事務所では、保険会社に任せるのではなく、しっかりとした等級を取るために原則として弁護士による被害者請求を行っています。

被害者請求の結果、しっかりと12級を獲得しました。

Mさんの等級

  • 「耳なりに係る検査によって難聴に伴い著しい耳なりが常時あると評価できるもの」として12級
  • 「局部に神経症状を残すもの」として14級

耳なりについての保険会社の対応

耳なりで12級になった場合、保険会社はなかなか支払いを渋ります。「耳なりがしても収入が減るとまではいえないでしょう。」というのが保険会社の言い分です。

しかし今回は弁護士が入り、こちらの実際に不都合が出ていることなどをきちんと立証した結果、保険会社もきちんとした賠償を払うことを約束しました。

12級になった場合の賠償

項目 耳なりで12級の賠償額
治療費 88万9523円
通院交通費 4230円
休業損害 98万213円
入通院慰謝料 107万399円
後遺障害診断書作成料 1万800円
後遺障害慰謝料 290万円
逸失利益 302万7886円
合計 888万3051円

耳なりのような微妙な事例については弁護士の関与を

耳なりは、通常はオージオグラムでの検査をしますが、これだけではしっかりとした等級が取れない場合もあります。どういった検査をどういったタイミングで行うのかもかなり重要になってきます。

また個人で保険会社と交渉をすると、保険会社はかなり少ない金額での示談を迫ってきます。交通事故は、最終的にはどうしても金額の話になります。

まずは一度、交通事故に精通した弁護士に相談し、新たな未来をのぞいてみませんか。


※本事例は、被害者の方の特定を避けるため一部内容を変更して記載しました。