交通事故弁護士 > 交通事故示談 > 示談書にサインする前に注意することとは(承諾書・免責証書等)

示談書にサインする前に注意することとは(承諾書・免責証書等)

このページのポイント:

  1. 示談書ってそもそも何?名前が違うときは?
  2. 示談書にサインするとすべて終わり!サインする前に十分注意すべき。
  3. 示談書で気をつける項目とは
  4. 実際はいい加減な保険会社の担当者も。かならず自分で確認を。
  5. 実は多い示談書の金額の間違い。「計算書」もチェックしよう。
  6. サインはすべきでない、ほとんどの事例で低い提示である理由
  7. 「自分でやるのは大変そうだ」「保険会社が応じない」場合は交通事故専門弁護士へ。

示談書ってそもそも何?名前が違うときは?

交通事故にあったときに、最終的に「示談書」が作成されて保険会社から保険が支払われる・・・。そういったイメージをお持ちの方は多いだろう。

このように、最後に保険金が払われるときにやり取りされる書面が「示談書」だ。したがって、「示談書」は「これで事件として終わりですよ」「これで保険金が払われるのは最後ですよ」という「終わり」を証明する文書だといえる。

一般には「示談書」がわかりやすいが、交通事故の最後にやり取りされる場合、「承諾書」や「免責証書」というタイトルであることも多いが、書面の効果としては同じだ。

示談書にサインするとすべて終わり!サインする前に十分注意すべき。

このように、示談書は「終わり」を証明するものである。ということは、示談書にサインしてしまうと、その後は何を言おうが保険会社からの支払いはない。示談書にサインしてしまえば、原則として裁判をしても勝てない。

「とりあえずサインしていただければ」などという保険会社の担当者の言葉を信じてはいけない。「とりあえず」のサインの効果は「絶対」なのだから。このようにサインすれば「終わり」なのだから、サインする前に示談の内容を必ず確認が必要だ。では何を確認すべきか。

示談書にはおおよそ次の事項が書かれている。

  • 事故の内容
  • 事故の当事者
  • 金額

これらの事項に間違いがないか、注意しておく必要がある。

示談書について→ 交通事故の示談書とは?書き方を弁護士が解説。ひな形ダウンロードも。

実際はいい加減な保険会社の担当者も。かならず自分で確認を。

ところで、多くの場合「示談書」は保険会社から送られてくる。保険会社から送られてくる、ということは、保険会社の担当者が「示談書」を作成して送ってきたということだ。

この、保険会社の担当者が作った示談書、実はけっこう間違いがある。アズール法律事務所でも多くの案件を扱ってきたが、名前や事故内容も間違えているが、金額についてですら、結構な数の間違いが記載された示談書が送られてきた。

実は多い示談書の金額の間違い。「計算書」もチェックしよう。

「保険会社って大きな会社でしょ?金額なんて厳しくチェックするんじゃないの?」と思われるかもしれない。しかし実際に我々は何度も金額に間違いのある示談書を見てきた。したがって、上記の「事故内容」「当事者」だけでなく、「金額」についても必ず確認が必要だ。

さらに言えば、示談書には最終的に支払われる金額だけが記載されている。したがって、示談書の金額も大事だが、どう計算したら示談書の金額になったのかという「計算書」をじっくりと確認する必要がある。

では「計算書」のどこを確認する必要があるのか?計算書になると内容がかなり複雑になってくるが、おおよそ下記の事項を確認すればよいだろう。

  • 交通費
  • 治療費
  • 付添費
  • 装具費
  • 休業損害
  • 入通院慰謝料
  • 後遺障害慰謝料
  • 逸失利益

これらの項目の詳細は、下のリンク先で知ることができる。
→ 交通費についてよくある4項目
→ 治療費について気をつけるべき7つのポイント
→ 付き添い費とは?
→ 休業補償とは?交通事故で休んだ場合の5つのポイント
→ 入院通院慰謝料とは?計算方法や金額など知っておくべき6項目
→ 後遺障害慰謝料とは?相場や計算方法について
→ 逸失利益(後遺症)とは?よくわかる7つのポイント

サインはすべきでない、ほとんどの事例で低い提示である理由

これらの事項を確認すれば、ほとんどの事例で保険会社はまともな提示をしていないことが分かるはずだ。ではなぜ保険会社はまともな提示をし、被害者にきちんとした保険金を支払っていないのか?

その答えは、ずばり「保険会社も利益を出さなければいけない」からだ。保険会社も営利企業である以上、被害者に多くの保険金を支払えば利益が圧迫される。非常にひどい話だが、これが交通事故の実際なのである。

「自分でやるのは大変そうだ」「保険会社が応じない」場合は交通事故専門弁護士へ。

保険実務で、被害者に提示されている金額はほとんどすべて低い提示であるといってもよい。

ただ、実際の金額が正しいかどうかは、上記のような複雑な計算が必要だ。また高い金額になると被害者が交渉しても、上がる金額は微々たるものだ。

弁護士は常に仕事として交通事故保険を扱っているため、金額の相場については熟知している。当然低い提示である場合は、裁判を前提に交渉をするため保険会社も応じざるを得ない。

示談書にサインする前に、疑問があれば必ず交通事故専門弁護士に相談していただきたい。サインした後は「終わり」であることを念頭に入れて。

参考ページ:
→ 年間相談件数2000件のアズール法律事務所による交通事故解決例
→ 交通事故示談を弁護士に相談する3つの理由と2つのメリット

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<p>弁護士の中原敏雄です。</p>
<p>私も以前交通事故にあって苦しんだことがあります。どうしてよいのか、昔はインターネットもない時代でちゃんとした知識も得ることができませんでした。</p>
<p>今はインターネットで様々な知識が得られます。このサイトも、交通事故の被害者の方々に、こんな事実があります、こんな方法がありますということをお知らせしたくて作りました。</p>
<p>交通事故にあって、どうしたらよいか、何かよい方法はないか、と悩んでいる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。<br />
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